弊社の水中ドライ式太軸スタッド溶接工法がNETISに登録されました。 ≫ 詳しくはこちらをご覧下さい
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スタッドと呼ばれるピン(ジベル・ネジなど)を水中で専用ガンに取付け、母材に押し当てて溶接する方式です。
スイッチを入れると専用ガンと専用溶接機によって短時間で自動的に水中溶接が行われます。
水中スタッドには、大きく分けてドライ式(乾式)とウェット式(湿式)の2種類あります。
水中溶接は、一般的に70%以下の溶接強度になると言われています。 その為、当社ではドライ式溶接を推奨して施工しております。それぞれの特徴をご確認下さい。
ドライ式(乾式)= 溶接部に空気層を作り、陸上溶接と同環境下での溶接を実現した溶接システムです。
ウェット式(湿式)= 一般的に、溶接部が水没した環境下での溶接システムです。
スタッドジベルとは、付着力を増し一体化する目的で母体に付ける棒(ずれ防止部材)で頭付きスタッドのことを称してスタッドジベルといいます。
コンクリートに埋め込まれた一定の長さ以下の頭付スタッドに引張り力を与えて、引き抜いたときに下図のようにコンクリートは円錐形の形で破断して引き抜かれます。
この時の破断形状を円錐破断(シアーコーン)と呼ばれます。
施工現場にセットした水中スタッド専用ユニットに発電機・エアーコンプレッサーを接続します。同時に溶接ユニットの溶接機に波形管理計を接続します。
スタッド溶接は溶接棒や溶接ワイヤーを用いず、スタッドそのものが溶接材となりますのでスタッドの化学成分はもちろん、太い断面積に安定したアークを発生する溶接装置など溶接品質を保つ重要な要素になります。
スタッドガンを専用のハウジング内に収め、空気の圧力で水(海水)を排除し水中において陸上と同じような
環境を作り出し溶接を行います。
※フェルールには溶接に悪影響をおよぼさない被膜剤を使用し、高い防水性・溶接性を発揮しています。
スタッドガン上部に取付けた2個の吸着盤により、母材面に直角を保ったまま固定されます。これにより潜水士の技量や潮流及び波等に左右されることなく安定した溶接精度を確保することができます。
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