【水中ドライ式太軸スタッド溶接工法】がNETISに登録されました。

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◆水中スタッドとは?

スタッドと呼ばれるピン(ジベル・ネジなど)を水中で専用ガンに取付け、母材に押し当てて溶接する方式です。
スイッチを入れると専用ガンと専用溶接機によって短時間で自動的に水中溶接が行われます。

◆水中スタッドのドライ式(乾式)とウェット式(湿式)の違いとは?

水中スタッドには、大きく分けてドライ式(乾式)とウェット式(湿式)の2種類あります。
水中溶接は、一般的に70%以下の溶接強度になると言われています。 その為、当社ではドライ式溶接を推奨して施工しております。それぞれの特徴をご確認下さい。

ドライ式(乾式)= 溶接部に空気層を作り、陸上溶接と同環境下での溶接を実現した溶接システムです。

ウェット式(湿式)= 一般的に、溶接部が水没した環境下での溶接システムです。

スタッドジベルとは?

スタッドジベルとは、付着力を増し一体化する目的で母体に付ける棒(ずれ防止部材)で頭付きスタッドのことを称してスタッドジベルといいます。

頭付きスタッドとは?

コンクリートに埋め込まれた一定の長さ以下の頭付スタッドに引張り力を与えて、引き抜いたときに下図のようにコンクリートは円錐形の形で破断して引き抜かれます。
この時の破断形状を円錐破断(シアーコーン)と呼ばれます。

ジベルの長さは外形の5.5倍あれば最大強度を発生

◆水中スタッド工法に使用する機材のご紹介と施工イメージ

施工現場にセットした水中スタッド専用ユニットに発電機・エアーコンプレッサーを接続します。同時に溶接ユニットの溶接機に波形管理計を接続します。
スタッド溶接は溶接棒や溶接ワイヤーを用いず、スタッドそのものが溶接材となりますのでスタッドの化学成分はもちろん、太い断面積に安定したアークを発生する溶接装置など溶接品質を保つ重要な要素になります。

ドライ式水中スタッドガン

水中スタッド溶接施工イメージ図

◆スタッドジベル溶接の使用用途として護岸の補強工事や桟橋の補強工事

◆ネジスタッド ピース・陽極・防舷材、等の構造物の設置やセパレーターなど、幅広い用途に利用が可能です。

スタッドボルト吊りピース

陽極用スタッドボルト

吊りピース用スタッドボルト

◆ドライ式水中スタッド溶接の強度及び精度

・溶接強度

スタッドガンを専用のハウジング内に収め、空気の圧力で水(海水)を排除し水中において陸上と同じような
環境を作り出し溶接を行います。

※フェルールには溶接に悪影響をおよぼさない被膜剤を使用し、高い防水性・溶接性を発揮しています。

・溶接精度

スタッドガン上部に取付けた2個の吸着盤により、母材面に直角を保ったまま固定されます。これにより潜水士の技量や潮流及び波等に左右されることなく安定した溶接精度を確保することができます。

◆水中スタッド溶接関連ページ

M22

スタッド詳細

◆水中スタッド溶接についてのお問合せはこちら

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総合お問合せメールアドレス info@nago-kaiyo.co.jp
東京営業所 お電話 03-3744-9500 FAX 03-3744-7378

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